内容説明
「キリストのもとに東方三博士を導いた『ベツレヘムの星』とはどの星か」「『西郷星』とは何ぞや」洋の東西を問わず、星や星座はさまざまな伝承の中で語り継がれてきた。そこにこめられた人々の想いとは―「星の抱影」と呼ばれる著者が、夜空にかける飽くなき探求心と、天文に関する広汎な知識、民俗学的手法で、伝承の謎を解き明かす。
目次
北辰尊星王
沙漠の北極星
エジプト天図の謎
卍と北斗七星
大犬・小犬の星
春の白羊宮
暮春の海蛇座
お伽草子の星
王女の冠星
星の巨人像〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
かもすぱ
2
前著に続いて世界各地の星・アステリズムについての伝説を収集・考察している。この中の一編で伝説ではなかったが、亡き学友と行った糸魚川の芝居小屋、そこから見える星空の回想「浜芝居」が強烈に印象に残った。まさに流麗な筆致。野尻抱影、もっと読もうと思った。2016/09/25
みやこ
0
一文一文が名文だなあと思う…。相変わらず星の配置は憶えられないけれども、夜空を仰ぐ回数は増えたし、憶えた星の名も多くなった。空を指差して、あれがカノープス、なんて言っては、逸話を思い出してみたいな、などと思うのだった。2015/04/25




