BERET SCIENCE<br> 数学が解き明かした物理の法則

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BERET SCIENCE
数学が解き明かした物理の法則

  • ISBN:9784860640439

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内容説明

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物理の歴史は「自然という書物は数学の言葉で書かれている」という名言の繰り返しで成されてきました。この本では物理と物理の発展の歴史を追いながら、代表的な4つの物理理論「運動の法則」「物理法則」「一般相対性理論」「量子力学」の絞り、その物理とそれに関わる数学を解説していきます。難解なためほとんど読まれないニュートンの「プリンキピア」の流れに沿って解説された第一部は他書にはない魅力です。

目次

1 微分法が解き明かした運動の法則(万有引力の発見―『プリンキピア』を読む 未来を予測する数学―微分方程式 ほか)
2 変分法が解き明かした運動の法則(変分法とその応用 最小作用の原理が運動の法則を表す)
3 曲がった空間の幾何学が解き明かした相対性理論(物質の分布が空間の曲がり方を決める 時空の曲がり方が物体の運動経路を決める)
4 複素数が解き明かした量子力学(複素数と三角関数の美しい関係 三角関数の位相が解き明かした光の波 ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

松村 英治

1
物理学の各分野と数学を関連付け、科学史なども交えながら平易に解説されている。ただ、この手の本は紙で読まないと、電子書籍では頭に入ってこない…。2016/04/29

Rollin'

1
力学と電磁気学の基本的な考え方が数学と関連づけて説明されている。この手の書籍は好きなので何冊か読んでいるが、今までに無いアプローチだったので新たな興味をもつことができた。ただ、ニュートンやアインシュタインといった天才の考えていることを本当に理解できない自分がもどかしい。2014/10/14

ピエール

0
重力で場が歪むという概念が、ようやくこの本で理解できた(気がする)。高校の数学レベルで判るようにと気を遣っているけれど、突然気を遣うのを止めてしまう場所もあり、オイオイと言いたくなるけれど面白かった。量子力学までとあるが、実際には、ニュートン力学から相対論までで、量子力学の部分については、電子の二面性(粒子の特性と波の特性の両方を有する)で止まっている(数学無しでこれ以上は無理?)。ケプラーの発見とプリンピキアの解説をもっと詳細に記述した方が楽しめるのではないかと思った。そちらへの期待が大だったので。2012/11/10

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