内容説明
どじょう、牛鍋、すし、和菓子……日本の食文化を支えてきた職人が守ってきた道とは何か。風土に根付く食文化に、いろいろな角度から迫る、食の職人の世界。
目次
銘菓を生みだす、伝統の三盆糖―和三盆糖・岡田精糖所
最古の製塩法を守り続けて―塩職人・角花菊太郎
手作り醸造の醸しだす風味―京酢・村山造酢株式会社
効率は悪くても自信の甘露醤油にこだわる―醤油・坂巻醤油店
“製造”に背を向け“醸造”に情熱を燃やす―味噌・あぶまた味噌
親から子へ、唄い継がれる酒造り唄の数々―酒・菊正宗酒造株式会社
伝来の玉締ごま油を守る―ごま油・小野田製油所
無農薬野菜を使った無添加ソース―ソース・光食品
おぼろ昆布は手えしかできまへん…―削り昆布・三田昆布加工所
焼津、節削りの名人―鰹節・木村商店〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
bunca
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口が重いはずの職人さんに熱心に語らせる話の持っていきかたがすごい。この本が書かれてから古いものだと20年ぐらい経っているので様子もだいぶ変わってるんでしょうね。2010/11/19
