内容説明
旅は自分の物の見方や価値観を間違いなく変える。それで人生が変わってしまう人も数多くいる。どこにあるのかわからないような国々で、思いもよらなかった体験をしたときに、人の心はどのようにして変わっていくのか。雑誌「旅行人」編集長がそうした旅のエピソードを厳選。旅はぬるい人生を変えることのできるショック療法なのだった。
目次
第1章 カルチャーショックが物の見方を変える(異文化との遭遇 四〇歳にして初めての浮気 ほか)
第2章 生活を知る(現地の生活から世界へのリアリティを獲得する タイ、ミャンマー、パキスタンの人が集まる中国の辺境 ほか)
第3章 人と出会う(人との出会いはしんどい ボールペンもジュースも欲しがらない少年 ほか)
第4章 旅立ち(人生を変える旅立ち タイの子どもに会う ほか)
第5章 人生は旅だ(日常としての旅 大学院生の僕を待っていた現実 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Keiko
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『読書と旅にはタイミングがある』とはまさにその通りと思いました。この旅物語は、普段行かないようなマニアックな国について書かれており、とっても面白かったです。コロナ落ち着いて、また旅に行けるようになるといいな~。2021/02/09
三崎口@ネットつないだら本格復帰します
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旅の本を読むとだいたい感じるけど、やっぱり日本は恵まれてる。外国に行くと不便な事の方が多いだろう。だから良い事が印象に残りやすいんじゃないかな。日本は良くて当たり前みたいな空気があって悪い方が印象に残る。逆。色んな人の話があったけど、やっぱりインドの話が良い2011/06/27
ひとみ
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読みやすかった。アジア中心だけど、ロシアの話がおもしろかったです。2009/05/12
es
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蔵前さんだけじゃなく、有名なアジア旅行の作者さんやら色々な人の体験談が載っていて読みやすい。世界って広くて旅行に行くと世界が広がり人生変わりそう!になるが、ならない所が凡人の私。2023/05/08
jupiter68
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いやあ面白いわ。特に最後の小林氏の文章が感動的だ。ああ、海外旅行に行きたい。日本とは違う時間の流れの中に身を任せたい。2018/01/18