わが子を東大に導く勉強法 - 試験に負けない最強の和田式受験術

著者名：和田秀樹

PHP研究所（2011/05発売）

• ISBN：9784569660615
• NDC分類：376.8

内容説明

不景気が家計を圧迫している影響もあり、公立大学の人気はウナギ昇り。その中でも最高学府の最高峰として燦然と輝いているのが東京大学であろう。それゆえ、「大学受験における最難関」という認識が一般的だ。しかし受験指導のプロである著者は言う。「入試対策のレベルや対策の立てやすさなどを考えたら、東大入試はそう難しいものとはボクには思えない」と。親がこういった大学受験の実態を知らずに「ウチの子は無理」とあきらめたら子どもは伸びなくなってしまうのだ！本書は、あなたの子どもを東大に導くための和田式受験指導法＆勉強法の真髄を一挙公開！　「東大を出れば実益がいっぱいある現実を教えろ」などの子どもにヤル気を起こさせるテクニック、「ムダ時間の多いヤツは『勉強日報』をつけろ」などの試験勉強の基本テクニック、確実に合格をつかむための各教科別必勝法を詳細に伝授する。子どもの幸せをほんとうに考えるすべての親に贈る一冊！

目次

１章　親が受験のことを何も知らんから子がダメになるんや―親の意識革命の章（受験勉強ほどラクでトクな処世術はない！；『窓ぎわのトットちゃん』も子どもを救えない！　ほか）
２章　子どもにヤル気を起こさせるテクニック教えます―子育ての章（勉強は「時間」じゃない！「量」をこなせ！；「深夜勉強」「ナガラ勉強」は成績をダメにするだけだ！　ほか）
３章　これだけで成績が上がる試験勉強の基本テクニック―受験指導の章（ムダ時間の多い奴は「勉強日報」をつけろ！；「電車の中の勉強」をバカにする奴はあとで泣きをみる！　ほか）
４章　合格点を取る各科別必勝法はコレだ―必殺受験術の章（数学は計算の早さと正確さだけで受験への取り組みがこれだけ変わる；数学は解答の基本パターンの認識だけで受験レベルに到達できる学科だ　ほか）

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ﾕﾋﾞｻｷ]

受験勉強は積み木じゃない、ぬり絵だ。このことを認識してるかしてないかだけでも大分違うと思う。

2012/05/02

[ZAKI★]

家にあったのでなんとなく読んでみた。大学受験を経験した身になったら言わんとしてることはわかる。大学受験の範囲なんて限られているから、それをいかに効率的に必要なレベルまで引き上げるかというもの。ただ、自分が高校生の頃、勉強は次々に新しい事を学ぶ毎日で大学受験の範囲は無限に広がってるように感じてた。一度経験して物事全体を俯瞰できるようになったらより効率的、合理的なやり方を模索することができるが、当事者のときは目下のことで精一杯で難しいと思う。まあその為に塾やこういう書籍が世の中に溢れているわけだが…

2023/08/07