内容説明
ピサロとともにインカ帝国に遠征した複数の記録者の詳細な記録。前半はカハマルカまでの遠征の道程を、後半はインカの首都を制圧し、皇帝を捕らえる様をまざまざと描く。皇帝の人となりの描写が目を引く。
目次
第1部 パナマよりカハマルカまで(フランシスコ・デ・ヘレス)
第2部 カハマルカからクスコまで(ペドロ・サンチョ)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
BIN
5
フランシスコ・ピサロのインカ帝国征服に関する一次資料である2つの記録の翻訳です。地名がさっぱりわかりませんでしたが、地図があったのを忘れていたので地図と見比べながら読んでいくと良いと思います。インカ帝国の皇帝兄弟のこととかも詳しいが、アタバルパへの仕打ちはひどいところ。2020/08/17
ピオリーヌ
2
面白い。歴史に名高い、フランシスコ・ピサロのインカ帝国征服に関する一次史料。「銃・病原菌・鉄」でも取り上げられた、カハマルカでの惨劇の様子が克明に描写されている。2018/10/04
ホームズ
1
黄金への欲望が一つの文明を滅ぼしたんですね。2005/08/10