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内容説明
「平成の再建請負人」高塚猛の決定版、ついに刊行です。
「再建に高塚あり」という異名を持つ著者。経営再建という目標に、「社員全員を一丸となって向かわせる」というその手腕こそ、著者の本髄です。
たとえば、福岡三点事業の大幅な赤字削減というのは、花壇に咲いたひとつの花、つまり「結果」です。その花を愛でるのではなく、その花を咲かせた土壌、つまりその「原因」に迫ったのが本書。まさに、著者の経営哲学、商売哲学のすべてが、ここにあります。
人の心を気持ちよくつかんで、上手に動かす。お客様の顔が見えにくくなっている現代だからこそ、「ビジネス」でなく、お客様の喜ぶ顔に命をかける「商売」に立ち返りたいもの。
何事も堅苦しいことを好まない、肩の力が抜けた柔軟な著者の姿勢は、商売人ならずとも、きっと多くの人にとって、生きるうえでのヒントとなるにちがいありません。
目次
1章 商売の「原点」に立ち返る(「経営再建の鬼」ではなく、「人たらしの鬼」 商売とは「勝売」、相手にメリットを与えること ほか)
2章 人の力を上手に借りるための鉄則(効率的でないことにこそ、効果的なことが隠れている 「きれいごと」をならべることも、ときには大事である ほか)
3章 「人たらし」の鬼になれ(人と人とを会わせると、自分の存在感は三倍になる 「人たらし」は、ほめてほめて、ほめまくる ほか)
4章 命をかけた経営も、商売魂があればこそ(リストラをせずに、ひとりの力を三倍に活用する リーダーに必要なのは、売り上げ以外の目標を立てること ほか)