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内容説明
「どうも人前で話すのが苦手だ」という人が世の中にはたくさんいる。いやむしろ「人前で話すのが好きだ」という人を探す方が難しいかもしれない。しかし、どんな人にも必ず、「人前で話さなければならない」という機会がやってくる。結婚式のスピーチや会議、朝礼の挨拶、あるいは転勤時の挨拶など、年を重ねるにつれ、その機会は増える一方だ。そして、ほとんどの人が話す前は緊張しながらも、「うまく話そう」と思い、話した後は聴衆の反応が今ひとつだったことに自信をなくして嫌になる。あなたにもそんな苦い経験があるだろう。本書は もともと「人前で話すことが苦手だった」著者が、自身の講演を通じて体得した「話し方のコツ」をユーモアたっぷりに、面白おかしく紹介している。「難しいことをわかりやすく話す方法」や「3分に1回笑いをとる方法」など、具体的、かつすぐに実践できる手法を満載している。思わず膝を打つこと受け合いの一冊である。
目次
第1講 シチュエーション別スピーチのコツ(わたしもはじめは話せなかった どうすればウケるのか ほか)
第2講 聴き手の立場に立って話す(聴衆を眠らせないためにはどうすればいいか 芸人の詩精神に学ぶ ほか)
第3講 EQを活用した具体的な話法術(聴き手の反応で話の運びを変える 聴き手によって話の運びを変える ほか)
第4講 講演における話のコツ(都庁を辞めて作家になった理由 初講演で身につけた「難しい話を易しく伝える」方法 ほか)
第5講 話のコツ実践編―事例研究(上杉鷹山は“リストラ”の実行者ではない 上杉鷹山の講演(サワリ集) ほか)