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内容説明
緊迫のクロスプレーで宙を舞ったカツラ、トイレ行きたさに「ゲームセット」、激怒する観客の包囲網からの脱出劇、果ては監督・オーナーとの駆け引きまで──。近年頻発する誤審騒動の度ごとにクローズアップされるプロ野球審判の存在。ジャッジは正しくて当たり前、ひとたび間違えれば、選手からはどつかれ、熱狂的ファンには命さえ脅かされる因果な商売。威厳と珍事の狭間で、審判が垣間見たプロ野球裏面史とは!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
フク
11
2003年8月発行 審判員のエピソードをまとめたノンフィクション。 判定をめぐり暴徒に囲まれる描写は壮絶。一方でマスクを取ったら一緒にカツラも取れたなどのエピソードもあり、星野伸之ばりの緩急にメロメロになる。 図書館2023/09/21
lop
5
少し前の野球の審判の話。日本の審判がいかに低く見られているか、でもいい関係を持てた選手やコーチもいたよって内容。給料や選手の駆け引きのうまさ、個性のある審判など、タイトルから受けた想像とは違う面白さがありました。2016/11/02
Twakiz
5
プロ野球の審判の業界裏話.ファンとしてはなかなか興味深かった. 審判の方もプロ,いろいろの駆け引きや命がけの行動もあるのねと. 今度から野球中継やナゴヤドーム観戦時に審判のかたにも注目してみようと思う.「おれがルールブックだ」言ってみたい(汗)2016/08/16
くりのすけ
4
プロ野球を陰で支えている審判のお話。審判員たちの裏話が満載で、審判の苦労がよく伝わってくる。特に、ストライクゾーンについて、述べられている部分は興味深く読めた。今後の野球界の発展のためにも、審判の待遇改善が必要ではないだろうか。2017/05/04
hinako
4
織田さんの野球関係の親書は面白いので購入。審判って大変なのね・・・としみじみ。江夏選手の「審判は人間がやるからドラマが生まれる」というのに深く頷く。2014/03/11