内容説明
水兵のトマス・キッドと仲間たちは、軽快で快速のフリゲート艦アルテミス号へと移乗した。新たな艦の生活に心昂ぶらせるキッドたちが赴いたのは、遥かな異郷アジアだった。一行は無事任務を達成し帰途についたが、思わぬ事態に針路変更を余儀なくされる・・後に海軍を上りつめる海の男キッドの冒険物語、第二巻
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
J・P・フリーマン
8
戦列艦からフリゲート艦アルテミス号に異動となったキッド。国からの任務を受けたアルテミス号は地球の反対側に向かうという大冒険をすることに。帆船にとってあらゆる苦難を詰め込んだような航海の合間に、キッド個人のドラマも展開されていて楽しめた。2022/11/10
ゆずこまめ
4
だいぶ船に慣れてきました!無理矢理連れてこられて泣いてたなんてうそみたい。シリーズ物なので、今後の彼の成長が楽しみ。2016/04/05
shiro
1
順調に出世していくキッド。戦列艦からフリゲート艦へと移って新生活へ。レンジと順調に友情を育みつつ苦い恋も経験し、このまま一度イギリスへ戻るのかなと思ったところでまさかの事態に。次はどんな展開が待ってるのか非常に気になる。2019/06/22
沼田のに
1
巻頭に南シナ海付近の地図が載ってるわりに後半に行った日付変更線下の島の名前が書いてない。それはそうだろう原住民を野蛮人と表記してるもんな。フランス人はかえる野郎でスペイン人はスペ公になってるけどフランス語訳版だのスペイン語訳版にはそんな蔑称表記はないべとよけいな事考えた。6/102015/01/16