内容説明
感動再び! 原作でも映画でも描かれなかった、もう一つの『黄泉がえり』。不思議なことが起きていると聞いた。熊本のある地域で、死者が蘇るというのだ。もう一度だけ、あの子に逢いたい――。事故で亡くした子供を生き返らせるべく、別れた夫婦が再会し、熊本へ向かう。再生への祈りを込めた旅路を描く表題作ほか、短編の名手と謳われるカジシンの魅力満載で贈る一冊。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
秋製
37
8編からなる短編集。初、梶尾さん。黄泉びと知らずは、黄泉がえりのスピンオフ的な話。後はSFやホラー系の話で、ブラックジョーク、ユーモアがたっぷりと含まれていたと感じました。2013/05/20
BlueBerry
33
黄泉がえりのスピンオフのほかはあまり印象が残らない本だった。2013/10/12
Tadashi_N
29
色んな梶尾真治作品の派生に思える。面白い。2019/05/09
ちはや@灯れ松明の火
21
逢いたいと思う気持ちが降り積もっては心を押し潰していく。願いは叶わない、想いは届かない、もしもを幾度繰り返しても時は戻らない。あなたのいない世界で、また今年も桜は素知らぬ顔をして散り急ぐ。あの姿を再び見ることができるなら、どこまでも追いかける。魅入られたように、月に焦がれるように、身体が朽ち果てても探し続けるように。奇跡の破片を握りしめて、あの声をもう一度聞けるのなら、何度でもその名を呼び続ける。逢いたいと希う祈りはあなたのいたこの世界に深く息づいて、つむじ風に舞う桜のしずくが哀しみをそっと撫でていく。 2017/03/10
k16
17
表題作含む8短篇。 表題作は「黄泉がえり」のサイドストーリーで事故で亡くした息子に逢うため熊本を目指す元夫婦の話。 他作品はSF色薄いものもあるけど読みやすく面白かった。 タイトルがムムムな「接続された女」。 「赤い花を飼う人」は侵略もので「盗まれた街」「月の裏側」系で好き。2026/04/11




