中公文庫<br> 雨の匂い

個数:1
紙書籍版価格
¥1,980
  • 電子書籍
  • Reader
  • ポイントキャンペーン

中公文庫
雨の匂い

  • 著者名:樋口有介【著】
  • 価格 ¥754(本体¥686)
  • 中央公論新社(2012/11発売)
  • 夏休みの締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/24)
  • ポイント 180pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784120034206

ファイル: /

"Reader"および"Reader"ロゴは、ソニー株式会社の商標です。

内容説明

癌で入院中の父親と寝たきりの祖父、二人の介護とアルバイトで日々をすごす大学生の柊一。塗装工だった祖父の代理で、ある家の塀塗りを引き受けるが、同じ頃、謎めいた少女・李沙と出会って関係を深めていく。やがて町内で放火事件が発生し……。降りしきる雨の中で育まれていくのは愛か、殺意か。著者真骨頂の切ないミステリー。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

akira

2
本屋大賞発掘部門から発掘。主人公の行動規範が不明、共感できない・・・。爽やか・・・じゃぁ、ない。2014/01/29

クロ

2
閉塞感がなんとも言えない。主人公は真面目なんだなぁと思いました。2011/05/29

さとる@パクチー

1
末期癌の父と寝たきりの祖父の面倒を1人でみる主人公:柊一の話。暗い。ビデオ鑑賞バイトに客として来たAV女優:李沙と知り合うも李沙の父は常連のバーのマスターと聞かされる。李沙は自殺中に柊一に電話し最期に立ち会う。父の保険金を融資しろと別れた母から連絡。母に鈴蘭の花を漢方として薦めるもそれは毒で案の定母は服毒死。黒板塀の塗装屋だった祖父の知り合いから塗装依頼を受ける。依頼主の高校生の娘:彩夏と仲良くなるも、彩夏の家の対面のゴミ屋敷放火の犯人だと柊一に自白。柊一は生き残ったゴミ屋敷家主を燃やす。父危篤の連絡で終2021/05/16

夜梨@灯れ松明の火

1
図書館2016/12/29

のりこ

1
ほのぼのとしたお話しと読み進めていたらラストの激変が。普段波風を嫌い斜に構えつつ、きっちりと生活をしていても、オロのように溜まった 何かが突き動かす行動が、誰にでも可能性があるように思えて恐ろしい。仰々しくなくサラリと、でも完璧な犯罪。心の動きを全ては晒さない、この作家さんらしい作品。結構すk2016/06/14

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/366133
  • ご注意事項

最近チェックした商品