江戸のマスコミ「かわら版」 - 「寺子屋式」で原文から読んでみる

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江戸のマスコミ「かわら版」 - 「寺子屋式」で原文から読んでみる

  • 著者名:吉田豊(古文書)
  • 価格 ¥825(本体¥750)
  • 光文社(2014/07発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784334032036
  • NDC分類:210.02

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内容説明

秘蔵「安田コレクション」より厳選したかわら版40点! 黒船、火事、疫病の流行、吉原の盛衰、幕末の動乱……江戸かなをマスターして、江戸の庶民の好奇心をじかに読み解く。

目次

第1部 かな読みの練習
第2部 安田コレクションを読む(地震なまず 御政道が見え隠れ 異国人が来た 吉原の苦と楽 コロリ・麻疹の大流行 滑稽奉公人請状 幕末動乱鳥羽伏見 町の話題)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

編集兼発行人

2
江戸時代において出版された数々の「かわら版」を原文で読みながら往時を紐解いて詳らかにする解説。変体仮名を難解と決め付けず当時の庶民がスラスラ読み進めていたものとして読み方を指南したうえで鯰絵フライヤー公文書などなど市井に出回った媒体を拾い上げてコメントを添えるという構成。グラフィカルに崩れた文字群と記号としてシンプルに洗練された絵画群との組合せにより乱発的に創造された違法なメインカルチャーの中に今日の漫画を先導する萌芽が垣間見える。成熟した文化の基層に含有される識字力の程度を示す具体例として興味深く鑑賞。2014/05/20

結城あすか

0
難解なミミズ文書を読んで、瓦版の世界に浸ろうという主旨だけど……冒頭に少し変体仮名を紹介してるだけで、それだけでミミズの大群と格闘しろというのは無理があると思うにょ。2003/11/10

JA1YRS

0
久しぶりに崩し字を読んだ(学生時代を思い出す)2008/12/11

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