内容説明
逆転、逆転、また逆転! ゴリラを演じた犯人は誰? ゴリラが人を殺した? 惨劇の現場に残された獣の足跡。被害者が記した日記は、なぜかその日に限って横書き。さらに連続殺人を示唆するクロスワードパズルの出現。数々の謎に満ちた事件に挑むのは、夏目親子捜査官。オリジナルとは謎解きプロセスも結末も違う完全リメイク版!(講談社文庫)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
coco夏ko10角
20
夏目親子登場巻。『白骨温泉殺人事件』でもこの親子いたけど、大介って最初こんな感じだったんだなぁ。父の方は優秀だと思ってたけど最後…。2020/07/07
そのぼん
7
途中でクロスワードパズルが出てくるのには驚きました。 ついでに表紙のゴリラのアップにもビックリでインパクト大でした。2012/03/23
ホームズ
3
夏目親子のやり取りが面白かった(笑)お母さんが良かったし(笑)事件も割と良かったと思ったんですが第1の事件から第2の事件までが長いですね。4人しか主要な人物がいないから仕方ないんですどね。おしかった感じですね。2009/09/09
からしれんこん
2
出版した出版社が次々倒産するという曰くつきの作品。夏目親子のベテラン刑事とキャリア刑事の描写がよかったのと、登場人物も多すぎんところが好感持てた。神足麗子を取り合う4人の男と殺人。犯人は多重人格という陳腐な作品を上手く活かすようなトリックがあったし、王道といえば王道やが、結構楽しめた。しかし犯人はミスを犯しすぎやったな。白を殺す時にこれがキーポイントになるとすぐわかってしまった。数十kgぐらいの重りでは死体は沈みきらんもんな。まあそこらへんはあえてわかりやすくしてんのやろうけどな。2011/04/17
ホームズ
2
書き直しの多い作家さんだよ(笑)2006/05/17