Palepoli

著者名：古屋兎丸

太田出版（2014/11発売）

• ISBN：9784872337495

内容説明

古屋兎丸、最強にして最高のデビュー作！太田版発刊記念として１６ページのデビュー前原稿、８ページのカラー化。恐るべき画力と怒涛のギャグ。古屋兎丸の力量をあますところなく発揮した傑作単行本！！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[とんかつラバー]

中学生が好きそうなサザエさんやドラえもんのパロディやエログロネタなど。点描などの書き込みがすごい（美術の教師らしい）かわいい女の子を描くし最近は有名になったけど、この頃のアングラな感じが好き。

[しろ]

☆７　古屋さんのデビュー作らしい。予想以上に狂った世界が描かれていた。どんな精神構造していればこんなにもカオスと耽美と美しさが混ざり合えるのだろう。本当に、混とんと煮詰めた一冊だった。シュール・パスティーシュ・風刺、それぞれあったが、かなりぐっちゃぐちゃな作品ばかりとしか言えない。一応ほとんどが四コマだからこそ、その多才さと気持ち悪さと美しさが浮き彫りになっていると思う。

2013/02/24

[ぱんなこった]

兎丸先生のシュール詰め合わせ。４コマ仕立てなわけですが、とにかくシュール＆際どいラインを突っ走りゴールが見えない謎の笑いを提供、油断してると思わぬ方向から来る。最初のボディーブローは今はもう動かないおじいさんでした。

2015/08/17

[東雲]

再読。誰か私に文才をください。うまいこと言いたいけど言えないのよ。

2013/04/20

[mittsko]

古屋兎丸さんのデビュー作とのこと(*´ω｀*) すごい面白かった！一気に読みきった！ 1996年の刊行、卓抜の画力によるアングラノリが全開、今日こっち界隈はさらにアングラ化してるような気がするが、どんなもんなんかな。普段マンガを全然読まないボクだからか、しりあがり寿師匠の作品を思い出すことしばしば。なお、とくにお気に入りなのは「没のおばけ」シリーズでした

2018/06/30