新潮文庫<br> 好きだけど嫌い

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新潮文庫
好きだけど嫌い

  • 著者名:乃南アサ【著】
  • 価格 ¥583(本体¥530)
  • 新潮社(2014/12発売)
  • 夏休みスタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント25倍キャンペーン(~7/21)
  • ポイント 125pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784101425276

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内容説明

悪戯電話をしてきた男性に説教した思い出、女優・鶴田真由を銭湯の名前と聞き違えて笑われたこと、五百円玉を貯めて50万の借金を返した日々、美容院の対応に立腹しても文句を言えない自分、「諦めないで書くんだよ」とタクシー運転手に励まされ苦笑したこと――あの頃の私はキリキリ舞いさせられながらも、精一杯生きていた。三十代の女性へ真摯に語りかける、本音のエッセイ23篇。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

aax74370

28
★★★☆☆ 30代女性向け雑誌のエッセイ集。大外れ作品ではないですが、15年以上前のエッセイなので、流石に古臭さは 否めませんwww 乃南さんの人柄・考え方が 何となく分かったような本でした。 2014/04/10

cithara

11
悪口を言い合う女性グループへの眼差しや、「最近の若者ときたら…」での若者への徹底した冷めた眼差し。これらを書いた時の乃南さんはまだ三十代だった! やはり作家というのは人より何段も高いところから世間を見つめているのだろうか? 乃南さんの小説にも昔から揺るぎない信条というものが感じられる。同窓会に出席したとき「我が儘でマイぺースな生徒だった」と言われたと書かれている。それが乃南さんの作品の安定感になっているのかも。「今、何となく疲れて、憂鬱でいる方は、一つ、占いでもしてみると良いと思う」→ハイ、ハーイ! 2018/12/09

がんもどき

8
ちょっと不平不満寄りのエッセイ集。最初のいたずら電話の話は少し面白かったが、そのあとはあんまり読んで面白いということはなかった。エッセイには向いてない作家さんのように思う。音道貴子シリーズをもっと書いてくれないかなあ。2023/04/04

れお

8
小説は全部好きなんやけど、エッセイは辛口と言うか、女性の嫌な部分が沢山書いてあり、なんだかなぁと言う感想。2000年の発行やから、乃南アサも私も若かったなと。2013/03/11

sine_wave

4
1998~1999年に雑誌連載になったエッセイ集。この作者のものならなんでもと思ってブックオフで購入。読み始めたらなんとエッセイ集だった次第である。どれもそれなりに面白く読めた。「舌鼓」、「タクシーにて」なんか特にいい。2016/04/16

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