會津八一の手紙

著者名：豊原治郎

晃洋書房（2003/04発売）

• ISBN：9784771014510
• NDC分類：911.162

内容説明

会津八一の、学芸文人としての生き方について、学芸観、秋艸堂学規、努力観、教育者観、そして人生観にかかわる「手紙」の考察の五章と、高橋キイの生涯についての「再説」として、長年の著者の存念を最終的にまとめた。
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目次

第１章　学芸観。「真の芸術の出発点は俗人にあるべく確信致候」。
第２章　秋艸堂学規。「今回秋艸堂学規をつくり候」。
第３章　努力観。「甚深痛切の快味は、多くは血涙血行滂沱たるが裏より捕獲し奪取し来らざるを得ずと信じ候」。
第４章　教育者観。「学校の教授といふやうなる事も、職業としても事業としてもかなり真剣なるものにて…」。
第５章　人生観。「ただ己の欲する所に従ひて〓〓として独歩を運ぶことに致し候」。
第６章　高橋キイ再説