- ホーム
- > 電子書籍
- > 教養文庫・新書・選書
内容説明
そろそろ大人の遊びがしてみたい……願望を本で体験。今、「一見さん」にも身近になった芸者遊びの世界の入口から奥まで……花街に残る良き伝統と情緒に酔う。
目次
第1章 お座敷遊び・いまむかし
第2章 花柳界、これが芸者のたどる道
第3章 「芸」を売る、「夢」を売る―浅草芸者の心意気
第4章 芸者と旦那の不思議な関係
第5章 最後の「箱屋」
第6章 実践編・現代お座敷遊び入門
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ナツ
2
意外とお手軽に愉しむ方法もある事にびっくり!ただ、田舎に住んでいればそれも難しい… お座敷の遊びだけでも体験してみたい!2020/08/23
OjohmbonX
2
浅草の花柳界あれこれ。基本的な役割、用語、仕組み、エピソード等々を紹介されて興味深い。ただどうしても、こちら側の人間(著者)があちら側(花柳界)の話を整理して語ると、こちらの価値体系に押し込める/合わない細部を切り捨てるようでそれほど刺激的な地点へは行かない。例えば箱屋・芸者・女将の誰か一人に徹底的に語らせれば、常識とはズレた認識が細部から立ち上がってより面白いかもしれない。最後10ページ程で著者が客としてお座敷遊びの悦びを語るとき、あちら側に移動しただの紹介を免れ、この面白さの一端を実現して楽しい。2011/11/30
さく
0
浅草花柳界の用語や仕組み、遊び方などを解説。日本の一般的な「お客様は神様」というスタンスとは違う、お客様も芸者も置屋も、世間がよくなるようにするプロ意識がある。2017/08/05
松村 英治
0
知らない世界がいっぱいある。2015/07/18
ゆふいん
0
京都の花柳界を扱った本はそれなりに読んでいるので、浅草との違いについて知ることができて興味深かった。自分が一生足を踏み入れることがないであろう世界を垣間見ることが出来るのは楽しい。 2012/10/26