白い炎 - クリシュナムルティ初期トーク集

個数:1
紙書籍版価格
¥2,200
  • 電子書籍
  • Reader

白い炎 - クリシュナムルティ初期トーク集

  • ISBN:9784434031014
  • NDC分類:126.9

ファイル: /

"Reader"および"Reader"ロゴは、ソニー株式会社の商標です。

内容説明

あたかも古代緑地から来るかのような風がさわやかに吹き渡り、深い平和があたりを領している“本然の生”。クリシュナムルティによれば、現代人の不幸の根本原因はそのような生から切り離されてしまったことにある。それゆえ、彼は本然の生の実現を妨げているさまざまな要因をあばき、われわれ一人ひとりの中にある潜在能力を呼び覚まし、日常生活をそのような生を実現するための喜ばしい“発見の場”として用いるよう促す。付「クリシュナムルティの言葉」

目次

クリシュナムルティ初期トーク(「世界教師」の意味;思想とその伝わり方;個性の価値 ほか)
付録 クリシュナムルティの言葉(日常生活の重要性;懐疑精神;反逆精神 ほか)
クリシュナムルティとインド―あとがきに代えて(インド人の思考方法の特徴;個物から普遍へ―クリシュナムルティの一特徴;古代バラモンの生活 ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kanaoka 56

6
クリシュナムルティの若さが溢れている。生の目的を明確に示し、精神の束縛からの解放による人類の救済、自己変容を通じた世界変革へと導く世界教師の姿がある。そこには、実現への情熱と焦り、そして、満足による沈滞、精神の腐敗への嫌悪が感じ取れる。後年の彼の静謐さとは対称的である。自分は生きているのか?あるのはただ自己だけであり、自己の中にしか自由は無い。凡庸さへの不満、英知の反抗、その情熱の炎、一切の分別を焼き尽くす白い炎が、創造を導き、そこに、真理が見出される。2017/01/13

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/1855382
  • ご注意事項