ニュースではわからない戦争の論理

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ニュースではわからない戦争の論理

  • 著者名:兵頭二十八
  • 価格 ¥999(本体¥909)
  • PHP研究所(2013/11発売)
  • ポイント 9pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784569628493
  • NDC分類:319.8

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内容説明

3月20日に米英軍によるイラク攻撃が開始された。戦争関連ニュースでは、米英・イラク双方のプロパガンダをも含めた様々な報道や、内外の専門家による微細な解説がなされているが、当然のことながら、戦争には過去・現在・未来にわたって不変の原則というものがある。本書の目的は、それを大づかみに、手短かに示し、これから起こる予期しがたいすべての戦争に、日本人が大局的な対応をするための決定版テキストを提供することにある。本書で述べられている「権力と戦争の関係」「政治と戦争の関係」「対権力直接アプローチの戦理」「この世から戦争をなくす方法」「軍隊と法による世界経営」等の理論は、イラクで起こっている事態を冷静に読み解くためにも大いに適用可能であり、また北朝鮮危機についても同様だろう。著者20年の戦争考究のエッセンスである本書は、今まさに日本人すべての必読書である。

目次

第1部 ニュースではわからない戦争の論理(ヒトが戦争をはじめたのは…?―政治・権力の根本動機 槍からICBM、さらにB‐52爆撃機へ―兵器のリーチの原理 いずれの土地も誰かの領土であるのは…?―ナワバリ開拓、二つの動因 領土と資源へのあくなき欲求―外征戦争と耕作奴隷 世界の覇者=西欧のパワーの起源―26文字言語と規格品による「標準化」 ほか)<br/>第2部 誰もいわない「歴史問題」の根っこ(脳の一回性こそ、われわれ人類の宿命 携帯の機種変更と歌舞伎の世襲制 日本人が近代小説を書けなかった理由もまた… 権力という大目標を導入すると… なぜ、永久に決着しない論争がこの世にあるのか ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

がんぞ

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イラク攻撃直後に出版(誰でもわかるが泥沼化を予測)/権力とは『飢餓と不慮死の可能性からの遠さ』である(フセイン大統領は失敗した訳)」と定義「戦争の根本原因は人口過剰である」ゆえに著者の持論は「人口抑制の全地球的ルールが確立されれば戦争はなくなる」/地球が有限であり、ほとんどの国境線が戦闘→戦争によって決定されたいじょう、隣接する国家同士が「友人」となることはありえない。隣国の意志ではなく軍事的能力と諜報の実力で判断すべし(外国人「人権」も同じく日本人を圧迫する。外国人を重用して亡国事態を招いた事例は多い)2017/07/08

東側ギャン

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ほかの文はともかく第一部の13のノン・ガヴァメンタル・テロ集団への軍事作戦の記述は誰がいつ読んでも至高だと思うくらい素晴らしい内容2016/02/15

僕です

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日中の稲作の違いから、日本人の脳に知らない間に刻まれている世界の捉え方があるという部分はなるほどと思った。2013/02/08

decuno

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読んでて途中で脳の事言い出してこの人何言ってるの?と著者経歴を見てしまったが、内容的には納得できるないもんなので話半分的に読むのにはいいかも。あと脳関係の話は学者じゃないのなら裏打ちとって話したほうがいいと思う。途中でオカルトか?って思ってしまったよ。自分と関係ない専門分野のことに口出す大学教授が出した本とかオカルト率が超高いので一瞬ひやりとしてしまった。2012/10/25

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