内容説明
1997年、春。2匹の猫と暮らす亨の元に大学時代の親友、朋子と今野が転がり込んできた。男2人・女1人の奇妙な共同生活。誰もが口には出せない秘密を持ち、癒えない想いを抱え、悩み迷いながらも、新たな一歩を踏み出していく。『天国の本屋』で圧倒的な支持を集めた著者のリアルで瑞々しい恋物語。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
焼きそばん
4
天国の本屋がすきで久しぶりに、この二人の本を読みました。昔のトレンディドラマのようでもありながら異性から逃げてしまう男二人の心の弱さも良いです。2014/10/12
おおちゃん@仮面舞踏会
2
物語は一応ラブストーリーになるのかな? トレンディードラマ要素強。 男と女の間に成立している友情がいいね。 するどく心を突き刺す言葉も、慰めあう言葉も、信頼関係があってこそ 生まれるんだなぁ…って。 チャラけているようで、そうでないようで。 男性主人公の友人「今野」君。なかなかいい味だしてました。 2011/05/01
Ranko Taguchi
1
902008/11/29
桜桃
1
微妙に繋がりある人間関係が、ちょっとややこしかったけれども爽やかで読みやすかった。人生一歩先は、本当に何があるかわからない。一期一会だから大切に…ってな感じでしょうか。にしても…今野と亨の友情がなんか良かった。2013/03/04
*+:。.もも.。:+*
1
一見、なんの繋がりもない人たちが意外なところで繋がってるというお話 今この出会いは偶然なんかじゃなくって会うべくして会ったんだよっていう文中の台詞がジーンと来た2009/02/02