角川文庫<br> 息子の唇

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角川文庫
息子の唇

  • 著者名:内田春菊
  • 価格 ¥484(本体¥440)
  • KADOKAWA(2013/09発売)
  • 2025→2026年!Kinoppy電子書籍・電子洋書全点ポイント30倍キャンペーン(~1/1)
  • ポイント 120pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784043444229

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内容説明

彼に抱かれると、自分の体をはっきり意識し、私は生き物としての自信を取り戻す。一緒に暮らす前からそうだった。思いやりと体力のある、確実なやりかた。だから私は、不安になると彼を抱きしめてしまうのだ。 (「長い影」) 永い虚しい日々のあとにおとずれた穏やかな時間。私のなかで、彼のからだは水を跳ねる魚のようになる――。「水の作家」内田春菊が描く生の渇きと潤い。十一の短篇。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

たまる

4
内田春菊による癖強で切なくて官能的で胸糞悪い11の短編集 『私たちは繁殖している』等の漫画を試し読みして「この人好きだ!」って思った人は絶対に読んで!! 人を選ぶ内容が多いかもしれないけどむしろそこが好き。脳内で音声流しながら読む派には特に強くオススメしたい。2025/06/21

toshi

0
「レース」はびあんがでてくる話としては今まで読んだことのないタイプだった。こんなふうに新たな幸せを見つけるのもありだよね。この先、主婦れずにならないことを祈ろう(笑) 2003/11/24

すなく

0
https://note.com/zikuashi/n/n43eeee95bfee2025/05/14

Theodore

0
短編集。3話目の「レース」が同性愛もの。ただし描写を見る限りではレズビアンと言うよりは異性もいけるバイセクシャルっぽい。しかも両方とも夫帯者であり、レズってたのは過去の話なので、百合描写目当てに読むのはお勧めしない。後はヘテロの話ばかりであまり女に優しい内容とは言えない。何も知らなければ男性作家が女への不満を作品に昇華させたのかと誤解しかねない内容。オチにしても「それで?」といいたくなる完成度。2025/03/05

りんこりん

0
やっと読了。短編集。文学版ダメンズウォーカーみたいな。最後の二話は官能小説みたいだった。2019/10/24

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