内容説明
「私ってセックス中毒なの」――身も心もボロボロなのに止められない男漁り。自己破産寸前の浪費癖に加え、酒と過食に溺れ、深夜でもケータイで長電話する女性たち。なぜ、そこまでのめりこむのか。誰にも忍びよる依存症の恐るべき実態をルポ。複合要因を分析し、克服と予防の処方箋を示す。
目次
1 ケータイ、長電話わが命
2 恋愛・セックス・不倫に走る
3 酒とヤケ食いに溺れて…
4 「それでも、やめられない」
5 依存症になる深いわけ
6 依存しないで生きるために
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ykmmr (^_^)
121
「個人の問題」を飛び越えて、「社会問題」となっている『依存症』。この本でも勿論、その『現況』に注視し、昔からある『アルコール』・『パチンコ』・女性に多い『買い物』から、『ネット(SNS)』などの今風の種類まで、著者が関わった人たちの体験談を『軸』に、それに至る原因・要因・性格や、カウンセリング・自助活動・その後などが書かれている。『犯罪』などもよく、「環境が…。」という話になる訳だが、まずはそれを踏まえて整理し、更生の道を選ぶなら、要因を取り除くとかだけではなく、『検証』・『経過観察』。2022/08/27
yuki@おぐ
16
【図書館】読友さんのレビューを読んで借りてみたけど、やっぱりダメだー。まずノンフィクションがどうもね(>_<)そして依存症の女たちにイライラしちゃって。。でも落とし穴はどこにでもあるし、自分には関係ないとは言い切れない部分もあるね。2016/07/28
なお
16
依存症は病気でもあると思うので、作者の批難めいた文章が少し不愉快になった。本人も買い物依存症だったと言うが、ならば余計に気持ちが分かるのでは?(・ω・`=)ゞ2016/06/01
中野(racoon)
16
★★★★☆ なんでもっと上手く生きない!?とやきもき。やなことはやったフリ、周囲には合わせたフリして舌出して、ラクに楽しく生きようぜ(´・ω・`)でも皆そうだと世の中回らないよね、うん。根はきちんとしてる人っぽいのに携帯電話を取りに帰り平気で遅刻するエミ、東電OLを思い出させるエイコ、サービス業依存症のナオが特に印象に残った。社会のせいにするのは飛躍しすぎだと思うけど、「すぐに応えてくれるツールが蔓延したせいで待てない人が増えた」というのには同意。待つことを楽しむ訓練も兼ねて文通は続けようと思った。2015/06/09
イズム(清瀬泉夢)
10
自分の父親がパチンコ依存症だったので、よくわかるのですが、依存症は病気だと思います。意思でどうにかなるものではないと思ってます。 この本を読んで、様々な依存症があることを知りました。 自分も本依存してる可能性が高いですねw ほかの書籍もちょっと読んでみたくなりました。2016/08/11