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内容説明
本を読むことの意味は何?
案外答えにくい問いに、「読書によって…の力がつく」という形で考え、コミュニケーションの力、人間を理解する力との関わりを示します。
自分をつくり、鍛え、広げることが、読書とどう結びついているかを述べて、あらためて読書の本質を見つめます。
心に残るフレーズ、工夫の手がかりも満載です。
読書によってどんな力がつくのか? コミュニケーション力,人間理解力とのつながり,さらに,自分をつくり,鍛え,広げるプロセスとの関わりを見つめます.活字離れの時代に,本を読むことの本質的な意味を考えていく,待望の1冊.
目次
序 読書力とは何か(「本を読む読まないは自由」か;読書してきた人間が「本は読まなくてもいい」というのはファウル ほか)
1 自分をつくる―自己形成としての読書(複雑さを共存させる幅広い読書;ビルドゥング(自己形成としての教養) ほか)
2 自分を鍛える―読書はスポーツだ(技としての読書;読み聞かせの効用―ステップ1 ほか)
3 自分を広げる―読書はコミュニケーション力の基礎だ(会話を受けとめ、応答する;書き言葉で話す ほか)