小学館文庫 棋神・阪田三吉（小学館文庫）

著者名：中村浩【著】

小学館（2014/08発売）

• ISBN：9784094030266

内容説明

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戦後、歌にうたわれ、映画やテレビ、舞台で何度も描かれた『王将』の阪田三吉。人格破綻の典型のように描かれているが、ほんとうはそんな人ではなかった！晩年の交友から将棋名人阪田三吉の実像を活写する名著復活。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[kokada_jnet]

再読。1980年の初刊。父親の書家・中村眉山を介して、子供時代に、晩年の阪田と交流があった著者。その時代の回顧部分は非常に面白い。後半の、再構成された、三吉の評伝部分（当人たちの会話まで再現）は、どこまで史実に忠実で、どこがフィクションなのか、非常にわかりにくい。評価が難しい本。

2018/06/17