内容説明
この男のもとに送りこまれたのは、花嫁候補として考えられているからだろうか。■母を看取ったあと、キャットには住むところも職もなかった。理学療法士をしていた病院には彼女の戻る場所がないうえ、家は、母の借金の返済にあてるため売らざるを得なかった。途方に暮れていた彼女は、ドルシラと名乗る女性の訪問を受ける。ドルシラは母と同窓生だと言い、住み込みの仕事を申し出た。事故で重傷を負った息子のマットが退院し、自宅でリハビリすることになったので、理学療法士が必要だという。引き受けたキャットは、さっそくドルシラの別荘に向かった。母親に療法士を探してもらうくらいだから、マットは気が弱い甘ったれの男性にちがいない。そう思っていたキャットは、彼を見て驚いた。ハンサムでたくましいマットは、理想の男性そのものだったのだ。だが彼は不機嫌そうにキャットをにらみ、契約打ち切りを宣言した。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
糸車
1
立て続けに似たような設定のお話を読んでしまった。独立心旺盛で意思が強くおまけに頑固な、医療側としたら扱いにくい患者の面倒を見て欲しいと頼まれる理学療法士のヒロイン。依頼者の顔も立てたい、母の借金を返済するためにお金も必要、と引き受けたのはいいけれど・・・。仕事と恋愛が同時に絡むと、どこで線を引くかが難しいところ。ヒーローのプロポーズで終わりと思ったら、まだひと悶着残っていたのねー。母親のお節介に対して、”金鉱を掘り当てた”ってヒーローの言い方、いいわ。^^2013/07/18
くろうさぎ
0
ヒーローは確認もしないで早とちりでしたね・・・・。ヒロインの性格を考えたらありえないってすぐわかりそうなのに・・・・。2010/03/25
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