内容説明
数多の小説を読んだが作品を書いたことがない大作家・大文豪(おおぶみごう)と、本は読まぬが無限に文章が浮かぶ弟子のミユキ。霊界の<文章魔界道>に棲む文章魔王が、今すべての小説を消滅させようとしていた。ミユキは言葉を武器に魔界道へと飛び込むが!?気鋭が挑むパラレル日本語ミステリー!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Tetchy
93
全編鯨氏独特のユーモア、そしてちょっぴりエロに満ちている。しかしふざけていながらも案外書かれている内容は深いものを読み取ることが出来る。主人公ミユキはノートパソコンを武器に文章を作って敵を撃退していくが、これはつまりパソコンこそが文章作成の最良の便利ツールであることを暗に示しており、一方でその安直さこそが文章の乱立を助長しているとも採れる。小一時間で読め、電脳世界での文章対決という軽い内容の本書だが、文章の持つ面白さ、そして小説が読まれることの意義などが暗に含まれており、なかなか考えさせられる内容だ。2018/06/30
木村 武史
8
う~ん、作者の趣味100%で書かれた本だな、多分。2016/04/24
ちき
3
回文回答はすごいな、と思いました。全体はB2009/03/29
蕩児
3
この著者はどんな駄作を書いてもなんか許せる。つまり駄作(笑)2002/12/19
ビスコ
2
これはどう足掻いてもミステリじゃない。強いていうならSF? 言葉遊びばかりが並んでいる印象。その上で、ストーリー、物語というものへの作者なりの考えが述べられている。そういう、作者の考えを読むもの、として割りきって考えた方が楽しめる。 400円文庫、中編とはいえ短すぎる気もするな……気のせいか?2014/12/21
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