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内容説明
“トウモロコシ”が世界を動かす――穀物取引の現場を歩いた第一線穀物アナリストが読む、食生活、農業、経済。穀物市場を知れば、経済の見方が変わる。
目次
第1章 “トウモロコシ”で世界が揺れた
第2章 穀物取引の現場を歩いて(グレーンメジャーの時代 アメリカ農業とアグリビジネス アナリストとして)
第3章 穀物市場を読む(穀物市場とは 市場価格を読む 天候を読む)
第4章 穀物市場から見た世界経済(穀物市場から見た日本経済 エネルギー源としてのトウモロコシ カギを握る中国とインド)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ビイーン
20
市場経済を金融や工業中心に考えていたが、著者の経験談を通じ穀物から経済をグローバルに捉える面白さを知る。2018/02/12
patosan
3
とうもろこしの未来が楽しみである。今でも活躍しているが、違う使い方もあるだろう。もっと深く勉強してみよう。2014/01/10
I_am_You
2
著者の経験を通して,農業市場の仕組みや,世界経済について述べている.所々専門用語が突然出てくるが,農作物市場の知識が無くても,理解に支障は無い.2009/02/01
加藤裕章
1
以前の仕事が大豆からの植物油製造業だったので、つい手にとって読んでしまった。日頃株価やGDP等を見て経済の流れを見てしまいがちだが、穀物が私達の生活に深く関係している現状からすると、シカゴ相場での価格変動要因が分かりやすく書いてあるこの本は新たな目線で世の中を見ることができるきっかけになると思います。 今後新興国の食生活が欧米化するのは間違いないと思われるので、ますます穀物から目が離せない。2014/09/22
rryusseit
1
穀物市場のしくみや問題点、など著者の経験を通して世界の農業の実態がわかりやすく書かれている。2010/02/12