内容説明
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
『古事記』には意外なところに遊びがあり、笑いがある。遊びと笑いが口承と記載言語にまたがって、それら二つの側面ないし要素を独自に組織しているわけで、その組織の仕方にこそ『古事記』固有の歴史性がある。
目次
『古事記』における遊びと笑い
魚と名を易えた話-『古事記』の説話表現
あづまはや-『古事記』の地名起源譚
黄泉国神話の一問題
日本神話の想像力-スサノヲという神
アマテラス大神
スクナビコナ
ねずみと根の国の話
古事記の中巻
神武天皇-カムヤマトイハレビコ
神武東征記管見
伊奢沙和気大神之命
神功皇后の物語
大鞆和気という名前
天之日矛の物語
『古事記』説話の方法-記紀研究の現在
古代大和路考
「旅」という言葉
「神楽」・「催馬楽」おぼえ書
『平家物語』の言葉