小学館文庫<br> 明治、大正、昭和…親子で読みたい 精選「尋常小學修身書」(小学館文庫)

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小学館文庫
明治、大正、昭和…親子で読みたい 精選「尋常小學修身書」(小学館文庫)

  • 著者名:八木秀次【監修】
  • 価格 ¥781(本体¥710)
  • 小学館(2014/11発売)
  • 盛夏を彩る!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~7/28)
  • ポイント 210pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784094027761

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内容説明

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「登は学問にもはげみましたが、ひまが少ないので、毎朝早く起きて御飯をたき、その火のあかりで本を読みました」「艇が引きあげられた時には、艇長以下十四名の乗員が最後まで職分を守って、できるかぎりの力をつくしたようすがありありと残っていました」…そこには日本人がなおざりにしてきた美徳がある。時代を生き抜く知恵がある。我が子に伝えたい感動がある。正直、礼儀、勤勉、責任、友情、公益、勇気など、現代に通じる137話を精選。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

シブ吉

38
戦前の「修身」の教科書から、その章に見合った話を抜粋。基本を初め、1章の「素直な心を持つ」から、18章の「美しく生きる」まで、戦前の日本は、幼い頃の道徳教育を如何に大事にしていたのかが伝わってくる。戦後失われてしまった道徳教育。偉人と云われた人たちの話を題材に、立派な人になるための気構えを教えた修身の授業は、当たり前の事かも知れないですが、それが出来なくなった現代こそ、見直したいものだと思いました。まずは興味本位でも良いので、目次だけでも見て欲しい一冊です。2013/02/11

isao_key

10
『留魂録』の松浦先生の言葉に、「現在の日本には、さまざまな問題があるが、その根本をさぐっていけば、結局のところ、わが国が戦後ずっと日本人としての心の教育をしてくなかったという一点にたどり着くのではないか」と述べられている。本書監修者の八木先生も同意見をお持ちだ。80年代以降、価値相対主義の中で、すべてがパロディ化され、まじめは崩壊した。努力、忍耐、責任、勤勉、友情などを大真面目に語ること自体が恥ずかしいとされた。その結果はどうだろうか。幼いころから精神の涵養は必要で、それには道徳教育がいちばん大切である。2015/12/24

Wisteria

10
敗戦後GHQに軍国主義の教育であるとされ廃止された修身。昨今見直されつつあると聞き手に取ってみました。日本人の根幹をなしていたであろう素晴らしいお話の数々。どこが軍国主義なのでしょう。アメリカ人は日本人の高い精神性に恐れをなしていたと言う事か。そうであろう、ふむふむ。さっぱりと気持ち良く背筋を伸ばして生きて行く大切さを感じました。清らかな気持ちを取り戻したい時読み返したいです。2015/11/04

Mik.Vicky

9
教育勅語や修身の様な教育、読み書き算盤こそ幼児・小中学生に伝えて行くべきだと感じた。あとがきで説明されているアメリカの様に。ところでアメリカは占領政策で日本に止めさせておきながら、自分の国ではしっかり道徳教育を行うなんて。日本も早く復活させなければ!2015/02/12

MAT-TUN

9
優れた著作。修身というのは現代では存在しない科目ですが、道徳の授業がそれにかわるものでしょうか。戦前の日本では、昔の日本の偉人を多く引いて子供によみ聞かせていたのですね。知恵伊豆こと松平信綱や、加藤清正、上杉鷹山、賀茂真淵、新井白石、現代の道徳の教科書にはこれらの人物は触れられていることが少ないように思います。 優れた歴史的人物を歴史の授業のみでさらっと学ぶのではなく、道徳の授業で、偉人が何に悩み、何をこころがけ、どうしていたのか知ることは、児童も歴史的人物を身近に感じられて教育的に良いのではなかろうか。2011/12/15

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