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内容説明
「人生で一番大切なものは何ですか?」と聞かれると、まず「命」、次いで「お金」と答える人が多いだろう。しかし、お金は重要で、生きていくのに欠かせないものだが、お金があればすなわち幸せというものではない。本書では、この一側面からだけでは語れない「お金」について、チャーリー・チャップリンの「人生に必要なのは、勇気と希望と少しのお金」など、古今東西のお金にまつわる名言を引きながら、改めて正面から考えてみた一冊である。「ありすぎるお金は人生を狂わせてしまう」「お金は使うものであって使われるものではない」「自分の器を知り、そこからあふれ出ないようにお金を貯める」「その人のすべてがお金の使い方に表われる」「お金は稼ぐより使うほうが難しい」「お金を稼ぎたければまず使え」。生活経済評論家でもある著者が説く考え方は、豊富なエピソードと知恵で満たされている。勇気と希望がわきおこり、お金に愛されるようになる75のヒント集。
目次
1 お金に愛される人の法則(お金は失ってもまた取り戻せる 今日の卵一個よりも明日のめんどり一羽 ほか)
2 豊かに生きるためのお金(あなたにとってお金とは何か 金持ちをうらやましがるのはやめよう ほか)
3 お金との上手なつきあい方(人生は海、金は船頭である お金の使い方を見てから人を評価せよ ほか)
4 お金があれば幸せですか?(「タダほど怖いものはない」は本当か 所有の観念が変わってきた ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Humbaba
8
お金で買える幸福は存在する.ただし,それと同時にお金では変えない価値のあるものというのも存在する.お金をただいたずらに厭うのではなく,また,無理やりに追いかけるのでもない,そんなスタンスを持つことが生きていく上で大切であろう.2013/01/19
Humbaba
3
生きて行く上でお金は必要なものである.ただし,お金というものは適量というものが存在する.全てをお金を稼ぐために使っても,お金は失うかのせいがある.しかし,自分の能力というものは失うことはない.だからこそ,お金よりも自分自身と,その生き方を大切にするべきである.2011/02/27
けちゃ
2
「金儲けのうまい人は、無一文になっても、自分という財産をもっている」イチローや松井は打席に立ったとき、ヒットやホームランを打つ自分を思い描いているに違いなく、だから三振すれば、おかしい、あそこがまずかった、と思える。二流選手は打席で、打てるかな、三振はしたくないな、と思うから失敗し、失敗しても、おかしいとは思わない。そんな様々な考え方が見開き1ページに書かれていて、短い中にもピリッとスパイスがきいていて、なるほどねと思わせる本。2010/06/27
Fukushima Miho
0
まさにそのとおり。 私の価値観と同じだなって思った。2013/01/16