サッカーを知的に愉しむ

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サッカーを知的に愉しむ

  • 著者名:林信吾/葛岡智恭
  • 価格 ¥671(本体¥610)
  • 光文社(2014/06発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784334031381
  • NDC分類:783.47

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内容説明

政治、経済、民族、宗教を知らずして、サッカーとW杯は語れない。

目次

序章 二〇世紀最大のヒット商品―ワールドカップとはなにか
第1章 異質なワールドカップ―アメリカ大会とフランス大会
第2章 観る側にも技術が要る―知的サッカー観戦術
第3章 なぜ暴れる―フーリガンの実態と背景
第4章 「百年構想」―壮大なヴィジョンか、絵空事か
第5章 バブルと不況とJリーグ―失われた一〇年を越えて
第6章 トルシエ・ジャパン―日本サッカー強化の軌跡
第7章 サッカーも構造改革が必要だ―崩壊したサッカー・バブル
第8章 サムライ・サッカーが世界を制する日―才能は国境を越える

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

佐島楓

37
ワールドカップの歴史、アメリカでサッカーがメジャーになれなかった理由、Jリーグの理念など興味深く読んだ。戦術の愉しみ方が少し理解できた。2015/05/07

こも 零細企業営業

25
18年前の本だが現状把握には凄く参考になる本だと思う。歴史的な積み重ねの一端を垣間見た気になる本だと思う。2020/11/14

K・M

7
【2022W杯開催記念読本〈№1〉】数あるサッカー関連本の中でもタイトルに惹かれまずは手始めに読了。Jリーグ発足10年目&日韓W杯開催2002年の年に出版されたサッカーをもっと奥深く愉しもうという趣旨の書籍。当時としては珍しく後のオシム監督も提唱する「日本人らしいサッカー」にも果敢に触れるがそこまで知的な書籍という印象でもない。20年前に書かれた為今読むとさすがに古いと感じるが「フーリガン問題」や「Jリーグ100年構想」などしっかり考察しつつ、なぜかあのトルシエジャパンをやたらと絶賛してしまう崇高な一冊。2023/01/14

Kumisuke92

4
少し古い本なのだけど、林信吾さんという著者(イギリスやEUなどの優れた著作がある)の分析に興味を持って読んでみた。アメリカ人は厳密でフェアネスに妥協しない。曖昧なことを楽しむ旧世界的価値観に基づくサッカーを受け入れ難いのは、その意識の違いによる、とか、フーリガン化するのは、各地の、例えばカトリック移民のユナイテッドとプロテスタントのシティなどの歴史的文化対立に遡るからだとか、好きなチームが負けた上にお金までなくなるからトトカルチョがより暴徒化させている、とか、相変わらずわかりやすい分析である。2015/11/01

しいかあ

3
サッカーは全然ど素人なのでフォーメーションや戦術などの基本のところから書いてあるのはありがたかった。ただ、後半の国内の話になると、チェアマンとかの用語が説明もなしに飛び出してくるのでところどころわからないところもあったり。え、それくらいテメエで調べろって? マスコミの中継にケチを付けるのはいいとして、どうせなら、その中継技術向上のための具体的な方策とかも示して欲しかったなあ。2011/06/05

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