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内容説明
ことばは、単に表現や伝達の手段ではなく、それを使う人物そのものを表すと言ってよいのではないだろうか。というのは、私たちを魅了する劇的な対象である、もの、人、事件など、ほとんどすべての人間の行動は、ことばを伴って表現されるからである。だから、ことばが貧困であるか、豊かであるか、いかによいことばと出会うかが、人生を左右すると言っても過言ではない。本書は、”ことばの力”の研究を50年以上続け、話力総合研究所の所長でもある著者が、人生の転機となるような、心をゆさぶることばを集めたものである。仕事や人間関係で悩んだときに萎えた心を癒し、勇気づけてくれることば、傷つき、目の前が真っ暗になったときに、冷えた心を温め、生きる喜びを与えてくれることば、また、人に伝えずにはいられないような、感動を共有できる心からわき起こってくることば。人生を豊かにし、様々な問題を乗り越えられるヒントとなることば集である。
目次
第1章 人間の品格は小事に表れる(温かい心は精神の救済をもたらす すべてのものが輝いてまばゆい ほか)<br/>第2章 感ずることがないと心も錆びつく(嘆きの人生をプラスに切り換えよう 人を豊かにする話は心温から生まれる ほか)<br/>第3章 点滴石をもうがつ力を秘める(出会いは夢の始まりである 人生の深みをつくるかくし味をもつ ほか)<br/>第4章 話はその人の心の表出である(人は心の磁場から何かを発信する マナーは努力の方向を示すだけだ ほか)
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