ハーレクイン 罪深き婚礼

著者名：デボラ・ヘイル【著者名】/沢田純【翻訳者名】

ハーレクイン（2011/10発売）

• ISBN：9784596321343

内容説明

十二世紀、王位継承の争いを避けて修道院で暮らすセシリーは、四人の兄弟を内戦で失い、突然誰もが欲しがる花嫁候補となった。彼女を娶れば、広大なブランサムの所領は夫のものになる。それを見越して、かねてからの求婚者フルクが実家に戻ったセシリーを無理やり奪いに兵を引き連れてきた。死ぬほど嫌いなフルクの妻になるなら、女王に命じられたとおり、会ったこともないローアン・ドゥコートニーに嫁ぐほうがいい。彼の城に行って、この身の純潔とひきかえに助けを求めよう。セシリーは隙を見て城を抜け出し、格好の旅の相手を見つけた。修道院の菜園で出会い、生まれて初めて惹かれた男性に再会したのだ。彼こそローアンその人だったが、ローアンは偽りの名をかたった。ひと目見て忘れられなくなった女性が彼の許嫁だとは知らずに……。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[くろうさぎ]

助けを求めてヒーローの城に向かってたヒロインに偶然出会い助けられちゃうヒーロー。自分を偽り行動を共にするうちに・・・・。＾＾）

2008/09/05

[サティーシャ]

12世紀。修道院で暮らすセシリーは兄弟を失い、求婚者に追い回され、城を脱出し女王に命じられた顔も知らない城主の元へ、騎士の助けを借りて向かった。しっかりもののヒロインと、妻殺しの汚名を秘め、疑り深いヒーロー。ロマンスより歴史が深い

2016/08/30