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内容説明
千人斬りなどの悪行、叔父・秀吉への謀反の企て……果たしてこれらは真実なのか?秀次の切腹以後、秀吉を正当化する史料だけが残った。だがそれらを厳正に検証すれば、城下繁栄や学問・芸術振興における秀次の功績が認められ、思慮・分別と文化的素養を備えた人物像が浮かび上がる。そして関白の地位に就くも、突然でっちあげられた謀反事件。それは豊臣政権の主導権争いの結末だった。幼少より人質となりながらも、秀吉の後継者として期待に応えた秀次。しかし、秀吉にとって邪魔な存在となるや汚名とともに処罰された。その実像は暴君というよりむしろ秀吉の政略に翻弄された犠牲者ではないだろうか。本書は、秀次の養子時代、武将としての活躍、城主としての功績、後継者としての立場、文化人・芸術家としての事績など、様々な角度からその人間性を考察し、謀反事件の真相に迫る。秀吉の引き立て役として歴史上否定され続けた「殺生関白」の復権に挑む一冊。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ちさと
26
これまでの通説的「殺生関白」「謀反人」としての秀次論に異議あり!として、秀次弁護側に回った1冊。ん?通説?秀吉が秀頼かわいさに秀次をハメたと思っている人が大半だと思うが、、。秀次に関しては史料がかなり限定されている上、故意に破棄された物を含め勝者側からの歴史修正も大幅にあることを考えると、色々な歴史家が、史料の行間を読み、新しい視点でのアプローチをする事は大いに意義があることのように思う。謀反人であったにせよなかったにせよ、秀次と言う人は秀吉に翻弄された、歴史の被害者である事は間違いなさそう。2026/01/02
ポニョ駅長
0
秀吉の後継者となるはずだった豊臣秀次。 後世には、殺生関白・秀吉に利用された悲劇の貴公子としてその印象を留める人物。 しかしながら、中央の有力者とパイプを持つ三好家の養子になったことで、稀代の文化人としての教養を持ち、京都五山文学・足利学校復興に携わっています。 後世の人が思っているより、彼が後世に与えた影響は大きいのかもしれません。2015/02/23
ハヤブサの竜
0
ちと資料が古いけど、しかたないよね。徳川家康とけっこう接近してたんじゃね秀次。そういや秀忠とよく遊んでたっけ2014/04/18
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