太陽のイヂワル（１）

著者名：惣領冬実【著】

講談社（2012/08発売）

• ISBN：9784063288025

内容説明

飛び降りの現場に偶然居合わせた男とのほんの少しの時間が、彼女の“何か”を動かす。……「太陽のイヂワル」／ヒトの“賞味期限”を決めるのは誰？私の価値を決めるのは誰？……「ヒトノ賞味期限」／人は見かけで9割決まる。完璧に武装するキャリアウーマンの心の闇は……「奇妙な遺伝子」／自分の好きな色で好きなように絵が描きたかった沙里（さり）だけど……「虹色のヒラメ」――抱きしめたら苦い味がした。4人の女性の4つの青春譜。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[えんび＠灯れ松明の火（文さんに賛同）]

読み応えある短編集。命の大切さわかるよね『太陽のイヂワル』自分にもう少し自信を持とう『ヒトの賞味期限』意外なオチ『奇妙な遺伝子』無限の可能性を潰さないで『虹色のヒラメ』。ESの前の作品かな。少女漫画らしさから青年誌っぽい作風になってきた。

2011/01/17

[らなん]

絵が綺麗で、ストーリーも凝っていて面白かった。

2019/10/05

[さばきち]

『虹色のヒラメ』がお気に入り。そう。お母さんの髪だって、魚の色だって、何色に塗ろうが1人1人の自由なのだ。いろんなことに凝り固まってる自分を少しずつでもほぐしていけるといいなぁ。

2012/10/14

[ここ]

短編集だけど、たくさん詰まっていて読み応えのある一冊。

2015/06/12

[風祭]

面白いというより、読ませる。「奇妙な遺伝子」が一番良かった。やはり素敵な絵柄だ

2013/03/11