幻冬舎文庫<br> 聖餐

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幻冬舎文庫
聖餐

  • 著者名:石原慎太郎【著】
  • 価格 ¥556(本体¥506)
  • 幻冬舎(2016/02発売)
  • ポイント 5pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784344401907

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内容説明

元映画監督の健は性を売り物にする風俗の世界に身を置き、それなりに実績を残していた。しかし突然、警察にあらぬ嫌疑をかけられ全てを失ってしまう。健は復讐を決意する。それはタイトルもキャストもない非合法なあるヴィデオを世間に流すことだ。「その時、俺達は神になるんだ」。石原文学の新たな到達点を示す問題作「聖餐」を含む小説集。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

のぞむ

3
慎太郎の小説を読むと人が死ぬ際になるとどんな症状を出すのかがわかる。そして死にそうなのに人はなかなか死ねず発狂したり頭蓋骨骨折による圧迫によって飛び出しそうになる目を押し込んだり肺が破裂寸前まで素潜りしてしまったりと人間は探究心故に死に自ら向かう。若くても老いても生死の境をさまよう、そんな世界観が石原慎太郎にはあると思う。2025/02/21

trash

1
性を商売にしている自分たちをむやみやたらに規制しようとする権力に対して”反論の余地もないくらい性的な芸術作品”みたいなのを作って抵抗を試みようとする表題作、これを都条例を施行させた人間が書いていると思うといろいろとこの人は矛盾しているのではないかと思う。あと似た感じで終わる完全な遊戯のが話の流れも最後も良い出来なような。。2013/10/31

alpha_ralpha

1
「沢より還る」は確かに面白い。ドキドキしながら読んだ。2013/09/11

226

1
表題作はショッキングで興味深かったが、その他は凡作。2013/06/06

eazy

1
「沢から帰る」が凄い。2004/02/21

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