わたし琵琶湖の漁師です

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わたし琵琶湖の漁師です

  • 著者名:戸田直弘
  • 価格 ¥748(本体¥680)
  • 光文社(2014/03発売)
  • 2025→2026年!Kinoppy電子書籍・電子洋書全点ポイント30倍キャンペーン(~1/1)
  • ポイント 180pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784334031251
  • NDC分類:664.2

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内容説明

「環境問題も外来魚の脅威も、魚がいちばん知っている」――学者・研究者の胸をうった青年漁師の発言・考え方こそ、自然と共に生きる知恵と愉しみを教えてくれる。

目次

第1章 われは湖の子、琵琶湖の漁師
第2章 漁師ハ雨ニモマケズ雪ニモマケズ
第3章 琵琶湖と魚が漁と人生を教えてくれた
第4章 ええかげんにせえ!ブラックバス、ブルーギル
第5章 こんな楽しみもあるから、漁師はやめられん

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

マエダ

56
琵琶湖に漁師がいること自体知らなかった。琵琶湖への思いが伝わるいい本であったが、外来魚問題は世知辛い。琵琶湖に生きる人たちにとってどれほどのものなのだろうか、想像しただけでもゾッとする。2019/06/19

糜竺(びじく)

33
2002年1月20日発行本。琵琶湖は何度も見た事がありますが、ふと、そこでも漁が営まれていると言う事が気になり、どんな状況なのか、また、海での漁とは違うのかなど色々と知りたくなったので、読んで見る事にしました。琵琶湖でも色んな魚や貝がおり、正直、淡水魚はほとんど食べた事は無いですが、美味しい種類も幾つもあるようです。琵琶湖での漁の仕方や様子なども、色々と学ぶ事が出来ました。しかし、ブラックバスやブルーギルなどの外来魚も増えており、漁が大変になってきているのも事実なようです。読んでいて勉強になりました。2019/03/06

橋本 千春

3
タイトルにひかれて購入。現役の琵琶湖の漁師さんが、琵琶湖の魚、漁の方法、魚をめぐる食文化、外来魚問題などなどを語っている本。しゃべり口調で書かれていて、琵琶湖の豊かさや筆者の琵琶湖への愛がひしひしと伝わる一冊でした。2014/01/05

sigh

3
琵琶湖の漁師による、琵琶湖の魚たちとその漁法、それに食文化の本。本当に、食は文化だ。間違いなく。だが、外来種のせいで琵琶湖の食文化は危機的状況にある。小学校でブラックバスの問題については習った(確か理科)けれども、こんなに深刻な状況にあるとは知らなかった。駆除漁や駆除釣りは悲しいけれども、続けていかなければ琵琶湖を守れない。悪いのはバスでもギルでもなく、人間。だから、解決に向けて動かねばならない。積み上げられてきた経験知を率直に伝える著者の姿勢には、頭が下がる。2012/06/01

メガネ

3
まずびわ湖がバスフィッシングが認められた場所では本来ないことを知るべき。無責任にバスフィッシングの自由がどうこういう資格がそもそも我々にないことを肝に銘じ、先祖代々漁師として琵琶湖に向き合い、自然との調和を目指してきた人々の話を受け入れる姿勢を持たないと一向に解決しない問題であることを理解すべき。実名は出されていないが、漁師の講義をバスフィッシングへの圧力であると声高らかに宣言した芸能人がいることに憤る。他にも勉強になることが多々あるのだが、理不尽なことについつい目がいってしまい、文字数が…。(笑)2010/07/20

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