内容説明
スコットランドの古城に一週間滞在し、殺人劇の犯人あてをする<ミステリー・ウィーク>。一部の有名ミステリー作家たちだけの楽しみだったこのゲームの最中、城主夫人カッサンドラが謎の死を遂げた。3年後、ジョン・スチュアートは妻の死に立ち会った作家たちを招待し、ゲームの再開を宣言した。ある目的を胸に秘めて……。真夜中の足音。地下墓地に眠る一族。蝋人形の囁き。疑惑と愛憎と幻想に彩られた恐怖の舞台の幕が開く!城に集まった13人の中に、真犯人はいるのか?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
pulpo8
11
表紙詐欺だろ・・・・・・巻末に「株式会社ハーレクイン」としっかり明記してあった。口を開けば「あの人と寝た」「あいつと寝た」お前らの頭は単純でいいな!そもそもミステリ作家10人寄せ集めた意味を全く感じない。共犯前提はミステリとして最悪である。死んだ→死んでない!もやめて下さい。最後数10ページまで全く進展がないので苦行。ミステリー・ウィークってどうなったの?人間関係に全く興味が持てない小説はそれはそれで珍しい。その癖良い終わり方だと思ってしまい悔しい。B級映画みたいなロマンス&ホラーを楽しみたい方は是非。2014/08/10