内容説明
「私には、帰国子女へのある漠然としたイメージがあった。「インターナショナルでかっこいい」「英語がペラペラでうらやましい」「華やかなエリートお嬢様」「個人主義的でわがまま」「創造力があって個性的」「アクティブで議論好き」…など。実際に取材してみると、それらのイメージはあたっていた面もあるし、外れていた面もあった。むしろ、個々人は全くバラバラで、1つの帰国子女像をとらえかねたというのが正直な感想だ。だから、この本で伝えたいことはただ1つである。「帰国子女と1口にいっても、いろいろな人がいるということ」なあんだ、と思うかもしれない。だが、こんな簡単なことが意外と理解されていないのだ。」(「はじめに」より)
目次
アメリカ合衆国(ニューヨーク州など―ルックスで負けているから、他で勝ちたかった;アリゾナ州など―日本は目的がお金にすりかわっている ほか)
南北アメリカ(アルゼンチン・ブラジル―日本人は1つの物差しだけ;ブラジル・アルゼンチン―文化が違ってもわかり合える瞬間 ほか)
ヨーロッパ(ドイツ―鏡を見て日本人と気づく;ドイツ―外国人への差別を目の当たりにした ほか)
アジア・アフリカ(台湾―日本人とも台湾人とも感じません;フィリピン―「戦争くそったれ!」と思ったとき ほか)
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