幻冬舎文庫<br> すべてがEになる I Say Essay Everyday

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幻冬舎文庫
すべてがEになる I Say Essay Everyday

  • 著者名:森博嗣【著】
  • 価格 ¥756(本体¥688)
  • 幻冬舎(2014/12発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784344401846

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内容説明

これは小さな革命かもしれないし、単に遅れて届いた郵便を、ポストの片隅に見つけただけかもしれない--二〇〇〇年、本書の登場は、ちょっとした事件だった。「F」ならぬ「E」とは何か? 速筆で知られる著者が構想と執筆にきっかり一年をかけた超大作エッセィ「思考と行動」第一弾。山下和美氏による天才・柳沢教授との夢の競演マンガつき。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

いずむ

33
すべてはFからEへ。さしずめ『Full』から『Empty』へ、といったところでしょうか。衝撃と感動で満たされた器を、もう一度空っぽに。”意味不在”の心地よさ。2001年、まだ大学で働いている森センセ。その行動は、思考は、既に自由。それでも足りない時間、そして売れ続ける本。森センセ、貴方が何気なく書いているであろうその思考の一端に、時折グサリと痛いトコロを突かれます。どうしたら良いですか?きっと、貴方はこう答えますよね。「じゃぁ読まない方がいいですよ。カラダをお大事に。時間は大切に。」そういうところが好き。2012/08/18

akira

30
Kindle版にて再読。 このシリーズを持ち歩くのが当たり前に。職場についたら読んでるし、イマイチ小説に入り込めない時、お出かけの時は必ず持っていく。Kindle化は最高です。(ただし、全て画像になっていて、マークもメモも付けられない。レイアウトの関係かな) 内容はもはや言うに及ばず。読んでいて刺激を受ける本は大事。 「昨日は天才に会いました」 2015/01/03

akira

27
読了3周目。 Kindle版になったことでいつも持ち歩いて、読んでる本が合わないときなどにちょこちょこ読み。エッセイシリーズはほぼ読んでるので、心地よい感覚に戻れる。 日記シリーズにはラヴゼイやダールなどを読まれている記述もあって、そこにまた興味がわくサイクル。そういえば飛行士たちのやつ買ってないな。 没頭という言葉があるが、やはり先生はガッツリ没頭するタイプなんだなと。わりと飽き性だし、集中が切れやすいタイプなので、ちょっとうらやましくもある。 「食事も5分で済ませて、さらにガンダム」2016/09/08

akira

22
再読4回目。 最近読書が楽しくなかったので無条件に楽しめる本書に。現行ブログも追っているが、こちらのほうが楽しめる。おそらく研究室の雰囲気があるのと、なかなか楽しかった2000年前後のガジェネタが多いせいかな。この頃のリアルタイム読者になれるなら全財産をはたいても…と思わなくもない。 「男性にROMが多い現象」2018/06/03

akira

22
日記シリーズ第1段(変則読み) 安定の面白さです。今回は1ヶ月半かけてのちょびちょび読み。寝る前の楽しみ。 初期のせいか、ブラックさが濃い目。様々な方面にガツガツツッコミが入ります。とにかく盛りだくさんで、一気に読むのがもったいない。いつかのつぶやきでも書きましたが、韓国版「笑わない数学者」の解説へのツッコミが最高。作者自身も知らないことが、断言されています(褒め言葉) やはり総じて最高のシリーズです。絶版だけど手に入って良かった!自分の死後も家宝として残るでしょう。 「積み荷を燃やして(隠語)」2013/06/15

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