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内容説明
いま、アメリカは世界をどうしようとしているのか。「知の殿堂」で第一級講師により語られるダイナミズムとその生臭さ。ハーバード留学で見たアメリカの本音とは。
目次
ハーバードへ
アメリカの国家神話とハーバード
コースショッピング
知のディズニーランド
ハーバードの民主主義
競争する授業
拍手を受ける授業
ハイフネーションの国
コンピューター記者と報道カメラマン
ハーバードのパワーゲーム
授業で大統領側近になる
アメリカの大学と戦争
留学生と歴史の重み
ケネディ・スクールの国旗騒動
東京に戻って
テロ事件後に考える
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
さきん
25
ハーバード大学がどのような教育機関であるか、ジャーナリストの視点から語られる。著者は一年間ジャーナリストのためのコースに参加して見聞を深めたようだ。勉強というより、遊学で、書いてあることも、世界情勢を大学内の講演、講義を聞いて咀嚼したという内容ばかりであった。2017/02/11
ちくわん
22
2001年11月の本。新聞記者の妻が米ハーバード大学に一年間フェローとして留学するのに夫もついていった、二人のエッセイ。ハーバード大学のシステム、多様な教授陣や学生、そこで交わされる議論。9.11直前のことであるが、中身は面白かった。が、やはりタイトルは???登場したサミュエル・ハンチントンの「文明の衝突」も読んでみたい。 2021/02/09
おらひらお
4
2001年初版。日本の大学とは大きくことなるハーバード大学に1年間ニーマンフェローとして留学した体験をまとめた本です。実際にゼミに参加した妻と、ついていった夫の視点が異なっていて、よりリアルなハーバードの姿が描き出されているような気がします。2012/10/02
レコバ
1
一年間の留学記を夫婦それぞれの筆致でバランスを取りながら書いたもの。面白く読めたけどタイトルとは違うな。2014/12/19
monomono
1
世界中からエリートの集まる大学では日本とは全く違った講義をしていた。日本人は日本を出る事なく一生を終える人も多いだろう。そんな環境では世界から見た日本や、日本の良さなどは意識しずらいと思われる。アメリカを肯定するわけではないが、日本でも学問としての学業だけではなく、現実の社会と密接に関わる学問も必要だと感じた。2010/08/30
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