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内容説明
日本の伝統とイギリス式生活の両面から到達した、本当に合理的な住まいの「かたち」。自らも6軒の家を設計したリンボウ先生の体験的ヒント。
目次
第1章 家はイギリスに在り(イギリスは素敵?ガーデニングの誤解 ほか)
第2章 思い通りに暮らす(都市の典型はパリにある 美しい田園都市だった江戸 ほか)
第3章 日本の知的暮らし(「家は夏をむねとすべし」 方丈の家/風のある暮らし ほか)
第4章 家は「材質」である(ウォーターズの銀座 日本に適しているのはやはり「木の家」 ほか)
第5章 こんな部屋はいらない(「建築家の家」は住みづらい 間取りから自由になる ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
おらひらお
3
2001年初版。まず、イギリスと日本の住まいのありかたと比較すること自体に意味があるのかどうかわかりませんが、著者は一貫した信念をもっているようです。ですが、著者の指摘通りの家を造るには結構のお金が必要なような・・・。ちなみにうちは二階に書庫がありますが、著者はいけないといっています。僕もそう思います。あと、地下室はほしかったですね・・・。2012/12/31
Shige Matsumoto
1
屋根裏部屋は1.4メートル以上にしちゃいけないんですね。だから家の屋根裏部屋もそうなんだ。あそこでしばらく寝起きしてたなあ。2013/01/31
シスターがちょん
0
家って人生だね。深すぎる。ゆりかごから墓場まで幸せに暮らせる家をつくりたい。2015/07/15
山下 賀久
0
2001年出版のリンボウ先生著作本です。ご自身がイギリスで生活し、また日本でも自宅と別荘を造り暮らしながら気づいた点をわかりやすく紹介してあります。自宅を新築したいというお客様からの相談があり、昔読んだ本を読み返してみました。13年たった今、まさにここに紹介されているように時代が進んできていると思います。厨房を家の中心に据え、家族みなで料理し食べる、を家庭の基本にするという案に私も賛成です。新しく家を買う方、建築する方はもちろん、現在の自宅を暮らしやすくするにはどうすればいいかがわかるお勧めの一冊です。2014/07/25
むじな
0
DNAには民俗史が蓄積されている。価値観には一個人の一生分を超える固定観念と先入観が埋め込まれてる。故に、時に実は不合理だったりするということの一例。2013/08/04




