内容説明
悪い奴ほど、よくホメる!? ソリの合わない友達、使えない部下、気難しい取引先、うっとうしいお局、目障りなライバル、不味いレストラン、他人の家、エッチの下手な恋人……。臨機応変、適材適所、人類最高の凶器「ホメ」による人間関係潤滑法。絶対可笑しくて、きっと貴方の役に立つ、完全武装マニュアル!
目次
女をホメる(OLボメ―オフィスという「女の火薬庫」;肉体ボメ―女社会の摩擦回避法 ほか)
男をホメる(合コンボメ―高校生の「原初ボメ」から社会人の「気配りボメ」まで;レストランボメ―「おいしい」と言わずに誉めるには ほか)
浮き世でホメる(得意先ボメ―血で血を洗う金銭がらみのホメ攻防;上司・部下ボメ―互いの性別で異なるホメ方 ほか)
メディアがホメる
アイデンティティをホメる(若者ボメ―「変」と言われて喜ぶ普通の若者;親子ボメ―今のうちに小出しに親ボメを ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
takaC
64
以前「図書室で読むのに向いた本ではない」と評した記憶がありますが訂正します。「人前で読むのに向いた本ではない」が正確です。はい。2016/08/19
団塊シニア
36
ホメのエピソードが満載されてる一冊です、男女の出会いは最初がホメピーク次第に下降曲線、夫婦は相手の機嫌の善し悪しで幸福度が左右される、だから相手をホメるのは自分が快適に過ごしたいためだという筆者の考えには説得力がある!2013/07/14
ケイ
28
ホメるのが下手な私にはなるほどと思うことが多かった。こんなこと言ったら白々しいかな?とか、やたらおべんちゃらのうまい人だと思われないかなとか、みんなホメてるけど私はそうは思わないから何を言っていいかわからないな…、など今まではホメることに消極的だった。勿論ホメられるのもくすぐったくて苦手。でも、人間関係を円滑にいかせるために、あえてホメてみるのも大事なようですね。他人には、軽々しく褒め言葉を出すのが恥ずかしいので、とりあえず身近な人から積極的にほめてみます。2013/09/03
pom
8
ホメるという行為の奥深さに目から鱗がポロポロと落ちました(笑)友が落ち込んでいる時は誉め、自分が落ち込んでいる時は、友に誉めてもらう。ホメのカウンセリングはもちつもたれつ。ってことらしいです。また、旦那の愚痴は一緒になって悪口を言ってはいけなくて、心の底では誉めてほしいということらしく、愚痴垂れると誉めるが交互に餅つきのようなリズムを作るのが実は女の友情かも〜ってことです。いや〜知らんかったわ!私はそこで誉められると人の話聞いてないんかいってカチンときますが、女子の中ではそんな暗黙のルールがあったんだ!2015/08/11
mami
8
様々なホメのパターンをシーン別に繰り広げるエッセイ。確かにホメられて気分を害する人はいないだろうけど、単なるおべっかと受け取られることも多々あるだろうし。人間関係って面白くてめんどくさい。2014/04/10