角川文庫<br> ホームタウンの事件簿

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角川文庫
ホームタウンの事件簿

  • 著者名:赤川次郎
  • 価格 ¥616(本体¥560)
  • 特価 ¥308(本体¥280)
  • KADOKAWA(2014/12発売)
  • ポイント 2pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784041879603

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内容説明

ねえ、知ってる? “情報通”の笠井京子は、帰宅したばかりの夫に話しかける。お隣に越してきた人たち、ちょっと変なのよ。悪意のない噂が噂を呼び、ご近所をかけめぐる――。集合住宅の隣人同士をめぐる、ささやかでちょっと怖い事件を描いた傑作短篇集。「私語を禁ず」「お節介な競売」「罪ある者の象徴」「ひとりぼっちの誕生日」「副業あります」「天からの声」「郵便物は宛先不明……」の七話を収録。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

鍵ちゃん

9
私の名前は笠井京子。二人の子どもを持つ主婦。ここに引越して10年、今ではすっかり近代的なニュータウンに生まれ変わったこの団地で、指折りの情報通と呼ばれる私は、ある日一つ噂をキャッチしたのです。でもそれが、この事件に発展しようとは…。隣人たちの隠された秘密が噂となって団地を駆けめぐる。陽気な女たちの小さなおしゃべりから幕開く恐怖のホームドラマ。2020/11/27

Ayah Book

8
殺人が起きないので、日常の謎・・・になるのだろうか。団地内での噂話が発端となり、追い詰められていく人達を描く。解説にはホラーと書かれているけれども、まぁホラーまではいかないが、厭度は高めかもしれない。赤川さんなので筆致はあくまでもライトなんだけど、一話なんか結構怖い。三話の変態性も中々のものだ。2019/11/15

リプリー

5
赤川作品を読みはじめて間もない頃に読んだ作品の再読(もしくは、再々読)。 赤川作品らしいユーモアと日常に潜む恐怖描写が楽しめ、かなり好きな作品です。2016/05/19

読み人知らず

4
赤川次郎の団地モノ。相変わらず、話す声が漏れて聞こえそうなほど密集した世界、団地を描くのがうまい。後味はいいものではないけれど、まあまあ楽しめる。2014/08/18

ネコタ

2
もちろん完全にフィクションだけども、団地のなかでありそうなこと、噂話がひろがったりとかそういったことを題材にしてる。団地ってたいへんそう。2013/09/11

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