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内容説明
郊外の高校に転校した少女は古い木造校舎で女の子の「幽霊」と出会う。彼女と不思議な交流を重ね、過去から未来へ続く人々の絆を実感する…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
おこげ
4
田舎、校舎、そして百合。幽霊である梨絵に恋をしてしまった真理、すぐに両想いとなり逢瀬と唇を重ね合うふたりとその情景とのコントラストが美しすぎる。移りゆく時代の流れには感傷必至の模様。
えみし
4
田舎の古い木造校舎での不思議な出会い。夢の迷宮のような校舎内で、異なる時間を通り抜けて結びついた、少女たちの「愛しい」「想い」がなんとも切ない。確かに、とろんとした水の中を通り抜けるようなゆっくりとしたテンポ、夢を追憶するような憂愁が漂う。この懐かしさが愛しい。改稿前のが読みたかったです。2012/03/07
イーダ
3
再読。オリジナルを大分前に読みました。古い校舎に住む幽霊の少女と、それに惹かれた転向してきた少女の物語。ちょっと百合要素もありますが、古い建物や習慣など、忘れられようとしているものの切なさや虚ろさを上手く表現されてると思います。
kr
1
古い校舎に棲みつく幽霊との恋。【ふるきものたち】との対話。生きることと変わること。変えられないこと。とても気持ちのいい世界観だけれどつかみどころを見つけられないまま読了。2013/04/06
トントンみん
1
Jコミにて読了。最初は百合の話だったけど、最後はSFになっていました。2012/11/24