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内容説明
世界標準「トヨタウエイ」を担う「トヨタマン」はいかに自己形成を図り、人間力を培ってきたか。心に残る名語録で綴る決定版。
目次
序章 トヨタ式を支える人間力の原点にあるもの
第1章 世界標準となったトヨタ式経営システム
第2章 人間性を尊重するトヨタ式経営システム
第3章 トヨタ式を実践できる人・できない人
第4章 人間の知恵は無限である
第5章 高度な文化に支えられた日本人の知恵
第6章 問題を表面化し解決する
第7章 今日より明日はまちがいなくよくなる
第8章 百見は一行にしかず。会社のなかに評論家はいらない
第9章 あなたは働いていますか。動いていますか
第10章 日々改善・日々実践。勝ち続ける企業が行なっていること
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
yuji
6
大野耐一語録には、知恵を絞れ、現場にいけ、評論家になるなといったに内容が多数だった。本書の趣旨であり著者が本人から耳にタコができるほど聞かされたのであろう。「お前は易者になったつもりか。やる前からできるできないがわかるなら、易者になったほうがいい。」「読んだようなことはあまり役に立たない。やってみなくてはいけない。」「疑問に思ったり困ったり何かヒントを思いついたら現場に行けばいい。現場を見ればよいことか悪いことかが判断できる。それがまた新しい問題点となる。」今どきこんなことを言ってくれる上司はもういない。2025/08/22
いとっち
1
トヨタの強みは、三河武士時代からの思考が源流 六つの特徴があり、その中で必要と感じたのは『本質の見極め』『究極思考』『改善体質』 ・目的は?を繰り返す事による本質の見極め ・究極思のゴールに対し、絵餅にならないよう常に改善を進めていく事 この2点は、とても参考になった。
RH15964493
1
私も製造業にいるのでトヨタという大企業の中身が少し知りたくて読んだ。 詳しい内容は分からないが、社員一人ひとりが意識高く仕事に取り組める制度が毛細血管のごとく張り巡らされ、また従業員同士が血となりトヨタ文化の中に流れることで上手くパフォーマンスをあげることに繋がっていると感じた。 社長、仕組みどちらにも共感ができて初めて機能するものだとも思った。 中小企業出業績不振のうちの会社は似ているところが一つも無いのではないかと感じた。企業文化を作るのは本当に難しいが、どうやって作るのかこの本には書いてなかった。2020/10/12
kuma-kichi
1
改善ではなく「カイゼン」。すでにグローバルですね。 惜しむらくはこの本、かなり主観的かつ精神論的でして、トヨタ一族の経営哲学の一端に触れる、 という姿勢で読んでみるのがよろしいかと。2011/12/23
Humbaba
1
システムを設計しただけでは,本当の意味で効率的な仕事はできない.それにたいして人間が調整することで,効率的なシステムが完成する.システムを導入するときには,そのための費用対効果を考えて.ほんとうに必要なのか,もっと良い方法はないのかを考えて行う必要がある.2011/02/28