内容説明
長編小説執筆のため、十数年ぶりに滞在することになったイタリア。実際に暮らすとなると、さまざまな困難が降りかかる。電話をひくにも手続きは困難を極め、部屋を借りるのもひと苦労、運転免許を取得することになってはイタリア語での教習。ああ……。恋を謳歌し、食を堪能し、人生の快楽を味わい尽くすイタリアの人々の、それだけではない、知られざる一面を内側に入り込んでつづる。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
読み人知らず
2
イタリアって底抜けに明るいイメージがありましたが、そればかりではないんですね。2017/10/29
cithara
2
明るくマイペースに生きているように見える著者もイタリアで苦労したんだなと思う。役所や大学の手続きの面倒なことは、本当にカフカの小説のよう。本書は1999年刊行。イタリアではいまだにこんな調子なのかしら? 運転免許証を取るのも日本よりずっと簡単そうにみえて実に面倒くさい。私が今まで聞いた限り、日本ほど免許証取得システムがしっかりしている国は他にないように思う。日本の自動車学校で使う交通法規の教科書にイタリア人の先生が感心するところなど笑ってしまった。車が通行できないヴェネツィアでの暮らしも大変そうだ。 2013/05/04
のせなーだ
1
イタリア、一度は暮らしてみたかったと。。ベスパでシチリア♥ ベニスの一週間くらいしか知らない、あの美味で重い食事を思い出しつつ 読み切る。 2014/08/23
moon.ex
0
前半は坂東氏の毒舌が面白く笑いながら、てすらすらと読み進めた。後半はちとイタリア人も大変なんだなぁと陽気なふりや家族ねたで悩んでるシーンもあり、結構面倒だなとも思った。個人的には最後の宗教からみの話は興味なかった。あのレストランは行ってみたいがw2024/02/19
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