くもんの児童文学<br> おばあちゃんのおにぎり

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くもんの児童文学
おばあちゃんのおにぎり

  • ISBN:9784774304588
  • NDC分類:K913

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内容説明

明日はぼくのたんじょう会。おばあちゃんも、ぼくが「いちばんすきなもの」をくれるって、いってた。ぼくはうれしくて、ふとんのなかにはいっても、ちっともねむくならないんだ。少年と祖母の心を通し、生きることの意味を問う、さだまさしの児童文学第2作。
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

はる

49
さださんの実体験を元にした童話。私も似たような思い出があるので心に響きました。こういう経験は、大人になっても深く残るもの。私の祖母は焼きまんじゅう屋さんをやっていたので、よく焼きまんじゅうや焼きそばを持って来てくれました。お盆やお彼岸には大きなぼたもちも作ってくれました。どれもとても美味しくて、おばあちゃんにしか出来ない味。おばあちゃんが懐かしいです。2016/01/01

かおりんご

26
児童書。読んでいて泣けました。おばあちゃんのおにぎりの話は、どこかで読んだことがありましたが、ぐっときます。2017/07/25

ゆう

17
おばあちゃんの気持ちも、ぼくの気持も、よくわかって、じーんとしました。おばあちゃんのロシア時代の話が面白かった。さださんのおばあちゃんの実話なのかしら。昔の女の人は強いね。逞しさに脱帽します。小学校中学年から。2012/12/05

えんび@灯れ松明の火(文さんに賛同)

16
おにぎりって特別な食べ物って気がする。子どものときから楽しい思い出には必ず祖母や母のにぎってくれたおにぎりがあった。家族旅行、遠足、運動会・・・手で作られる物だからそれぞれの家庭の味やカタチもちろん具も個性的。この本でも、おばあちゃんのおにぎりにはちゃんと人生が詰まっていた。具ものりも無いおにぎりだけどおばあちゃんの味、生きていた足跡そしてそれは受け継がれていく。さださんの「あとがき」→コメント2011/03/19

あいあい

14
「ふうせんのはか」と同じく、長女が小学生の頃に購入した本。最近、ようやく「かすてぃら」を読んだので、夫が録画してくれたドラマを、先日、彼の赴任先に遊びに行った時に観ました。5話のうち3話までだけど。ドラマの第3話に織り交ぜられていたのが、この「おばあちゃんのおにぎり」。先の「ふうせんのはか」もこのドラマの中にエピソードとして入っています。若い頃に読んだエッセイにあった中川(?)に咲いていた薔薇を母のために取って持ち帰り、庭に植えた話もドラマに折り込まれていました。この「おばあちゃんのおにぎり」は、彼が愛し2013/09/26

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