ハーレクイン ひと夏の魔法

著者名：ジェシカ・ハート【著者名】/沢梢枝【翻訳者名】

ハーレクイン（2012/04発売）

• ISBN：9784596008848

内容説明

★映画監督の秘書として意気揚々とフランスへ。だが現実はまるで違って……。★ポリーは映画監督の秘書の仕事に応募して採用され、有頂天で南フランスにある監督の別荘へ向かった。ところが秘書とは名ばかり。実際には監督の妻にこき使われ、ある夜開かれたパーティーではメイド役をさせられる始末だった。ハリウッドスターが集まる華やかなパーティーで、フリルつきの帽子とエプロン姿のポリーはドアベルの音を聞いて、客を出迎えに玄関へ出ていった。ドアの向こうに立っていたのは……サイモン！サイモンは幼なじみで、ポリーの両親に頼まれ、自分の別荘へ行く途中、彼女の様子を見に寄ったという。サイモンが監督の妻にとって重要人物だとは夢にも思わず、ポリーは、彼とパーティーを抜け出し庭でおしゃべりしていた。それを監督の妻に見とがめられ、彼は婚約者だと言ってしまい……。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[ちゃろ]

何ともまぁ、じれったい二人だった。コミカライズhttps://bookmeter.com/books/1505791

2019/03/17

[akiyuki_1717]

ヒロインが破天荒なまでのポジティブ思考で、物事を上部だけしか見ず、堅実なタイプの人間を下に見るいわゆるお馬鹿さん。ヒーローは子供の頃からしっかり者で今では有名な投資家で映画界では有名人。いつも美人で仕事のできる女性と付き合う、ちょっと高飛車な男性。ヒーローが自分の仕事のために、ホステス役としてヒロインを雇うことになるのですが、互いに上手くやっていくってことを知らずに、口喧嘩ばかりで、それでも惹かれあいベッドインというお決まりのパターン。終盤は、同じ人間とは思えない、二人ともに根暗な人間のハッピーエンドに。

2017/11/11

[りりか]

この著者らしいちょっとふわふわしているけれど明るくて可愛いヒロインと保護者的な立場のヒーローのすれ違いとときめきの連続が楽しかったです。

2013/10/27